コンシューマ市場で「スマートフォン」や「タブレット」が人気を博している。販売店の店頭には、それらの最新モデルが並び、多くの人が足を止めている。また、液晶保護シートやケースなどのアクセサリコーナーも賑わいをみせている。

　「スマートフォン」や「タブレット」は、現在、iOS端末とAndroid端末がメインストリームだ。それぞれ大型の液晶画面を搭載したモデルがほとんどで、タッチ操作による直感的なインターフェースが特徴となっている。また、アプリを入れていくことで、パソコンのように機能を追加・強化することも可能だが、標準アプリも多機能で、ブラウザやメーラーなどはパソコン版の機能と大きな差はない。パソコン用のウェブサイトを閲覧したり、PDFやオフィス文書なども難なく扱うことができる。メールをはじめ、ウェブ化されている業務アプリケーションなども、ほとんど手を加えずに利用することができる場合も多い。

　これらの特徴からスマートフォンやタブレットは、多くの企業がビジネスでも活用し始めている。時間や場所にとらわれることなく業務を遂行できるので、これまでムダにしてきた移動中の時間や、ちょっとした待ち時間といった「すき間時間」を業務に当てることができるようになり、生産性の向上を実現している。そして、活用の前提となるのが、端末の管理だ。パソコンと同様に情報を扱う以上、IT資産管理を行い、端末を適正に管理する必要があると考える企業が多い。

　クオリティソフトが提供しているクラウド型IT資産管理サービス「ISM CloudOne」は「スマートフォン」や「タブレット」に対応し、かつ「IT資産管理」の考え方を取り入れている数少ないツールの一つだ。

　現在、ISM CloudOneは、Windows機とAndroid端末に対応しているが、iOSやMacintosh機、プリンタやMFPなどマルチデバイスに対応していく。

　この特集では、クオリティソフトのISM CloudOneのマルチデバイス管理に焦点を当てた。「スマートフォン」や「タブレット」をはじめとするデバイス管理の課題に応えるソリューションを紹介する。

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