調査会社のIDC Japanが2013年10月24日に公開したレポート「国内パブリッククラウドサービス市場予測」によれば、2013年の国内パブリッククラウドサービス市場規模は前年比39.4%増の1321億円になる見込みだという。企業のIT投資が横ばいのなかにあって、国内パブリッククラウドサービス市場は、伸長している数少ない市場の一つということだ。

 拡大している理由は、(1)「短期間で構築できる」「低コスト」「拡張性が高い」などパブリッククラウドの利点が広く認知されたこと、(2)クラウドサービスが一般化したことにより、導入に二の足を踏んでいた企業の不安が軽減されたこと、(3)SIerがパブリッククラウドサービスを利用した新しいサービスを開発・提供するケースが増えてユーザー企業の選択肢が増えたこと―などが挙げられる。

 この特集では、最新のパブリッククラウドサービスを利用して大量のデータをリアルタイムに分析・処理する経営コックピットサービス「SOLID AIR」を開発・提供する2社の取り組みを通じて、パブリッククラウドサービス市場の実情を追う。