シネックスインフォテックの浜野崇・プロダクトマネジメント部門テクノロジーソリューション本部ビジネス開発部部長は、同社の強みを「日本で唯一の外資系ディストリビューターであり、米シネックスとのつながりを生かして北米で出てきた新技術をいち早くキャッチアップし、日本で使えるものはすぐに市場投入している。トレンドを追いながら、お客様とともに発展していくエコシステムをもっていることが競争力の源泉になっている」と話す。「技術トレンドから見たポスト2020のIT領域 ~SYNNEXが考えるビジネス戦略~」と題した講演では、エンタープライズIT市場の技術トレンドについてこれまでの推移をおさらいするとともに、近未来も予測した上で、同社のビジネス戦略を解説した。

浜野 崇
プロダクトマネジメント部門
テクノロジーソリューション本部
ビジネス開発部
部長
 浜野部長は近年のエンタープライズIT市場の動きとして、AI、IoTの活用が一般的になりつつあることを指摘し、さらに近い将来、大容量・高速通信、大量接続、低遅延が特徴の5G(第5世代移動通信システム)が登場することで、AIやIoT活用の高度化が進むと予測。「5G、IoT、AIはバラバラに独立して存在するトレンドではなく、互いが相乗効果を生み、ITベンダーのビジネスを成長させるだろう。あらゆるものがインターネットにつながり、データを速く大量に送り、すぐに解析してアクションにつなげることが、デジタルトランスフォーメーション時代には必須の考え方になり、結果としてモバイルがITビジネスの中心になる」と指摘した。

 一方で、特に従業員の少ない中堅・中小企業では、モバイルを活用したビジネス変革を検討する場合に、「それを後押しするITベンダー側のサポート体制が成否のカギを握る」とコメント。シネックスインフォテックは、インダストリーごとに最適化された実績のあるモバイル活用ソリューションをすでにラインアップしているほか、各種のアセスメント、新技術活用のPoC、導入支援、定着支援、ITインフラ環境のプランニング・導入から運用・処分までをカバーする「ITライフサイクルマネジメント」など、ユーザーを網羅的に支援するサービスを揃えているという。浜野部長は、「お客様に信頼されるテクノロジーソリューションアドバイザーとして、米シネックスや各メーカー、パートナーの販売代理店などとも協力し、先進的な商材の活用事例を広く発信するとともに、そうした商材を日本の市場に合わせてきちんと価値の高いソリューションに仕立てて提案できる体制づくりを進めていく」と話し、来場者に同社のパートナーエコシステムへの参画を呼び掛けた。