ひとたびサーバーに障害が発生すると、原因調査から対応完了するまでにたくさんの人手とコストが必要になる――。IT管理者のこのような悩みを解決してくれるのが、クラウドとAIでIT運用を簡素化する「HPE InfoSight for servers」だ。その仕組みはどうなっているのか。ユーザー企業にはどのようなメリットがあるのか。SB C&Sの協力を得て、日本ヒューレット・パッカード(HPE)の阿部敬則氏に話を聞いた。
HPE InfoSight for serversは、2017年にHPEが買収したNimble Storageが2010年から提供しているサービスをサーバー製品へ拡張したものだ。「HPEが目指しているのは、クラウド型のAIを使ってサーバー監視・管理などのIT運用を簡素化し、自律化していくこと」と阿部氏は説明する。
InfoSight for serversでは、HPE ProLiantサーバーで既にユーザーから定評のある、ハードウェアの詳細情報のログ自動収集を可能とするHPE Active Health System(AHS)およびHPE Integrated Lights-Out(iLO)と組み合わせて使う仕組みだ。これによって、最新世代のGen10サーバーのみならず、導入済み・稼働中のGen8, Gen9サーバーでも、環境を整えれば使用できることがポイントだ。
ひとたびサーバーに障害が発生すると、原因調査から対応完了するまでにたくさんの人手とコストが必要になる――。IT管理者のこのような悩みを解決してくれるのが、クラウドとAIでIT運用を簡素化する「HPE InfoSight for servers」だ。その仕組みはどうなっているのか。ユーザー企業にはどのようなメリットがあるのか。SB C&Sの協力を得て、日本ヒューレット・パッカード(HPE)の阿部敬則氏に話を聞いた。