中堅・中小企業向けの次世代型ネットワークとして期待されるNaaS(Network as a Service)
ICT領域における製品提供形態において、サービス型の「アズ・ア・サービス(as a Service)」化が加速している。当連載で紹介したPC as a Serviceもそのひとつだが、ネットワーク領域にも同様の動きがみられる。それがNetwork as a Service(NaaS)※であり、特に中堅・中小企業向けの次世代型ネットワーク対策として有効性が期待されている。
これからのネットワーク対策では、5GやWi-Fi 6の普及、さらにエッジコンピューティングといった劇的な環境変化を見据えなければならない。現実レベルでは、ソフトウェア制御によってネットワークを動的に運用管理するSDN(Software Defined Networking)という新技術も普及している。