エレコムのセッションでは、同社のロジテックPC営業2課主任の須貝大一氏とビジー・ビーのサービス事業プロダクトマネージャーである山田雄一氏が「工場や作業現場の報告業務を40%省力化!タブレット活用による簡単ペーパーレス化セミナー」と題し、エレコムの業務用タブレット端末「ZEROSHOCKタブレット」にビジー・ビーの帳票電子化ソフト「点検エース for Excel」を搭載したソリューションを紹介した。

ロジテックPC営業2課 主任 須貝大一氏

 同社のまとめた資料によると今後の製造業においては、労働生産人口が2020年からの10年間で1社当たり0.9人減るという。1000人の会社の場合、ベテランが100人退職し新規採用は10人。「このままいくと作業量は変わらずに人だけが減ってしまうが、そのような環境でも手軽に効率的に作業を行えるソリューションを提案できる」と須貝氏は語る。

 現在の点検作業では、現場で紙に書き込み、現場の様子をデジカメで撮影し、事務所に戻ってPCに入力し直すのが一般的だが、同ソリューションによってその作業内容を現地で行えるようにすることで、約40%効率化できるという。

 点検エースfor Excelは、通常使っているExcelファイルの点検表に直接機能を追加する仕組みで、システムもサーバーも要らず安価で導入できる。セルをタップすると入力用ツールが起動し、数字の入力や撮影した写真の登録が可能。その際にエラーの閾値を設定できるので、新人の間違いや入力ミスも防止できる。
 
ビジー・ビー サービス事業プロダクト マネージャー 山田雄一氏

 写真のリサイズも簡単でファイルサイズの自動圧縮機能も実装、手書き入力もできる。従来の紙ベースの運用をタブレット端末に移行するのに最適な機能を備え、オフラインで報告書が完成する。さらに、操作情報のログを取って作業を見える化し、エビデンスとしても使える。「協力会社に依頼した際の労働状況を管理でき、複数人の作業状況を比較してどこでロスが発生しているか読み取ることができる」と山田氏はいう。

 ZEROSHOCKタブレットの特徴は5点。(1)防塵・防滴・耐衝撃性能に優れ過酷な現場で使いやすく、(2)用途・性能に合わせて4種類の端末を用意し、(3)現場で必要なショルダーストラップなどのオプション類を備え、(4)産業用Windows10搭載でアップデートによる不具合問題がなく、(5)長野県伊那市の自社工場生産で保守サポートも国内である、としている。