2000年8月、日本オラクル社長に就任早々、新宅正明社長は、「総合ソフトウェアベンダーへ脱皮する」と宣言した。まだ、米オラクルが本格的な買収戦略を展開していなかった当時のことだ。しかし、ピープルソフトの買収などを経て、今この宣言が現実のものになりつつある。主力のデータベースやミドルウェアに、買収で得た複数の「ビジネス・アプリケーション」を加えて、同社はどのようなビジネスを展開しようとしているのか。“巨人”マイクロソフトを超え、「ナンバー1」をめざすシナリオを携えた新宅社長の舵取りが、改めて注目される。