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「日本企業」としてニーズつかむ 米国本社の「リセラー」から脱却へ

米ベリサイン取締役会長 日本ベリサイン代表取締役会長 ジェームズ・ビゾス

取材・文/鍋島蓉子 撮影/大星直輝

2008/07/28 18:05

ジェームズ・ビゾス

週刊BCN 2008年07月28日vol.1245掲載

 米ベリサインは昨年11月に「原点回帰」の戦略を発表した。SSLサーバ証明書事業、DNS(ドメイン ネーム サービス)事業、ID保護サービスであるVIP(ベリサイン アイデンティティ プロテクション)事業の3事業に集約を掲げ、グローバルで変革期を迎えている。一方、日本法人でも今年3月に代表取締役が交代し、本社のジェームズ・ビゾス会長が日本で会長職を兼務。社長職が空席となっていた。そんななか、今年6月、古市克典氏が社長兼COOに就任した。古市氏抜擢の意図、そして日本ベリサインが目指す方向について聞いた。

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