<“KEY PERSON”の愛用品>現場で目にした自転車の虜に 以前、公営競技のシステムに関する案件を担当した。顧客の現場を知るため足を運んだ競輪場でみた自転車レースに魅了され、自分でもロードバイクを楽しむように。頻度は低くなったが、最近も月に一度はサイクリングに出かけている。

眼光紙背 ~取材を終えて~
新卒で入社した会社では管理部門に配属され、総務や人事の仕事をしていた三村社長。しかし、売った分だけ評価される営業職に魅力を感じ、自ら希望して営業部門へ移った。その後「灰皿が飛ぶ」ような世界で実績を積み上げてきたトップ営業マンだが、ガツガツした印象はなく、とても穏やかな物腰の人物だ。
社長就任以降、社内に向けてまず実行したいと思ったのはチームワークの強化。ベテラン人材揃いの同社だが、各社員がもつ知識や経験をどのようにして横に展開していくかが課題だという。また、パートナー各社との連携にもあらためて力を入れ、コミュニケーションを強化しているという。
お酒を交えたコミュニケーションも好きなようで、「γ-GTP以外の数字も上げられるよう、がんばります」と冗談を交えながら語ってくれた。(螺)
プロフィール
三村 俊行
三村 俊行(みむら としゆき)
1980年に立教大学経済学部卒業後、ミニコンの製造販売を行う日本・データゼネラル(現アルファテック・ソリューションズ)に入社。総務部門を経て営業職に転じ、93年日本ストラタステクノロジーに入社。営業要職を歴任し、2003年からは常務執行役員として国内パートナービジネスの拡販事業に従事。2015年9月より現職。
会社紹介
1980年に「ストラタスコンピューター」として米国マサチューセッツ州で創業、82年に独自アーキテクチャのフォールトトレラント(耐障害性)コンピュータを発売した。日本法人は1986年設立。2000年からはx86アーキテクチャとWindows(後にLinuxもサポート)をベースとした無停止型サーバー「ftServer」ファミリーをラインアップに加え、現在の主力製品となっている。