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NECフィールディング 東証一部に上場

2002/09/23 16:29

週刊BCN 2002年09月23日vol.958掲載

初値は4410円に

 9月18日、NECフィールディング(鳥居高志社長)が東京証券取引所第一部に株式を上場した。

 公募価格は4500円だったが、9時15分についた初値は4410円とわずかに下回った。

 同社は1957年に設立されたNEC系列の保守・サポート会社で、従業員は6997人。ITシステムの障害復旧やトラブルを未然に防ぐことなどを担当するプロアクティブ・メンテナンス部門と、ITシステム活用および運用などを行うフィールディング・ソリューション部門の大きく2つの部門により事業を展開している。

 前期決算(2002年3月期、連結ベース)は、売上高2272億円、経常利益104億円、当期純利益56億円だが、このうちプロアクティブ・メンテナンス部門の売り上げが1195億円、フィールディング・ソリューション部門の売り上げが1077億円となっている。

 今期は売上高が前期比7%増の2441億円、経常利益は同26%増の132億円を見込んでいる。
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