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ガールズゲート 年末商戦は新提案で攻勢へ

2002/12/02 16:49

週刊BCN 2002年12月02日vol.968掲載

 クリスマス商戦に入り、ECサイトも赤、緑、白のクリスマス色に染まった。著名なビューティセレブたちがファッションやコスメなどのアイテムを紹介する「ガールズゲート」も、クリスマスムードを盛り上げて、顧客の取り込みに力を入れる。

 来年3月で3周年を迎えるガールズゲートは、毎年、着実に顧客数を増やし、今年の年末商戦は、前年比50%増の売り上げを見込む。インターネット利用者が増えても、これを顧客にするには、日頃の地道な努力が必要だ。同社では、「アフタヌーンティー」など、顧客を招いて開くイベントや、オリジナル商品の企画などを通じて、コツコツと顧客数を増やした。

 和泉佳子副社長は、「クリスマスは、一大イベント。しかし、近年では“クリスマスの迎え方”が大きく変わった。多様化に応じて、顧客の嗜好にあったクリスマスを積極的に提案する」ことを商戦の主眼に据える。

 商戦期には、社会奉仕活動のチャリティ企画を開き、イメージアップにも力を入れる。普段からガールズゲートに登場しているビューティセレブたちの賛同を得て、彼女たちの服やバックなどをオークションにかける。収益金の5%は、乳癌や子宮癌の治療を支援する目的で、日本対癌協会に寄付する。

 和泉副社長は、もともとテレビや雑誌などで活躍するタレントだが、「サイトも3年経って、ほぼ軌道に乗り始めた。来年からは和泉佳子としての個人活動にも力を振り分ける」と、多少おろそかになっていたタレント業にも力を入れる。
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