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エプソン販売 高額シリーズを拡販へ 会計ソフトにファイル管理を拡張
2005/04/04 21:37
週刊BCN 2005年04月04日vol.1083掲載
ストラファイルは、オフィスのペーパーレス化を進めるため、パソコンやサーバー内に蓄積したファイルを簡単にマイクロソフトのオフィス製品やPDFにデータ変換できる機能を持つ。過去の帳票(紙)などをデジタル保存でき、ペーパーレス化できるのが特徴だ。変換したデータは独自の「情報ナビ&スーパービュー・フォルダ」(特許出願中)機能で情報検索・閲覧できるソフトで、1月20日に新バージョンを発売した。
同ソフトでデータ化したファイルは、登録や編集、印刷、取消し、持ち出し、閲覧データ作成、eメール添付など、3万件までアクセス履歴を管理でき、情報漏えい防止にも役立つという。
同社は、中小企業、公益法人、社会福祉法人向け統合型会計ソフト「財務応援Ai」にストラファイルをアドインしたシステムを、訪販チャネルなどを通じて提案していく。
勝俣剛志・ビジネスソリューション営業推進部ビジネスソリューション企画課係長は、「今年は同保護法やe-文書法だけでなく、昨年4月施行の新消費税に関する需要が高まる」と、今年度(2006年3月期)は昨年度以上の売上高を見込む。
財務応援シリーズの販売は、訪販チャネルがほぼ100%。セキュリティなどに関するインストラクターの常設を義務付け、保守・サポートを強化している。
勝俣係長は、「会計ソフトの機能差は少なくなり、こうしたアドインやサポートなどプラスアルファで他社と差別化できる」と、自信を見せる。
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