レッドハット(藤田祐治代表取締役)は、Linuxプラットフォーム「レッドハットエンタープライズリナックス」の顧客への直接販売を強化する。このほど顧客へ直接販売するための専門部隊を設置した。

 現在、「具体的な人員の確保や事業戦略を検討している」(土屋淑恵・パートナーマーケティングマネージャー)段階という。メインの販売チャネルであるパートナー経由の販売に加え、直販も始めることで、Linuxプラットフォームの拡販を図る計画。レッドハットが専門部隊を設けて直販を始めるのは今回が初めてとなる。

 従来、レッドハットは自社ウェブサイトでの直販は行っていたが、直販チャネルはこのウェブサイトだけだった。「レッドハットリナックス」の販売はパートナーを経由した間接販売をメインとし、ハードウェアメーカーへのOEM(相手先ブランドによる生産)供給も行ってきた。間接販売のパートナーとしては、販売代理店としてテンアートニと契約。OEMパートナーとしては、富士通やNEC、日立製作所、日本アイ・ビー・エム(日本IBM)、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)などの主要ハードメーカーがある。

 今回、「ユーザーから、直接取り引きしたいという要望が徐々に増えてきた」(土屋マーケティングマネージャー)ことで、顧客との直接販売を本格的に立ち上げることにした。