リコー(桜井正光社長)は、同社の基幹系プリンタ「IPSiOシリーズ」向けに帳票システムの分散印刷環境を構築するオプションソフトウェアを発売した。同ソフトは、ウイングアークテクノロジーズ(内野弘幸社長)の帳票運用ミドルウェア「Report Director Enterprise(RDE)」を利用して、Java言語のアプリケーションが動作するリコー独自のプラットフォーム「Embedded Software Architecture(ESA)」上で開発した製品。大手企業で進むプリンタのダウンサイジングに合わせて、基幹系プリンタ市場を開拓する。