サン・マイクロシステムズ(末次朝彦社長)は、7月1日付で日本ストレージ・テクノロジーと統合し、ストレージ事業を強化する体制を整えた。サーバーとストレージ製品両方の導入提案で顧客1社あたりの販売単価を高めていくほか、2次代理店への営業支援を強化し、事業拡大を図る。

 日本ストレージ・テクノロジーを吸収合併したことで、優良顧客はこれまでの1.5倍にあたる150社に増えた。そのうち、サーバーとストレージ製品両方のユーザー企業は50社。寺島義人・プロダクトマーケティング本部専任部長は、「残りの100社に対してサーバーもしくはストレージ製品の導入提案が行いやすくなった」と指摘。井上尚紀・クライアント・ソリューション統括本部ストレージ&データマネージメント・ソリューション本部長は、「既存顧客を掘り起こすだけでも十分なビジネス規模になる」としている。

 また、ストレージ組織の人員は約230人と大幅に増えた。「これまでは、人員が少なかったため、当社からアプローチをかけて販売につなげる“ハイ・タッチ営業”を少数の販売代理店だけにしか提供できなかったが、今後は2次代理店に対しても行えるようになる」(井上本部長)という。

 新規顧客の開拓が加速できることから、「売上高については、前年度と比べて2倍に拡大する可能性を秘めている」(同)と試算する。