日本セキュアテック研究所(鵜野幸一郎代表)は、本人しか知り得ない記憶を利用した認証システムを金融機関などに販売する。パソコンに不慣れな高齢者でも扱える仕組みとして、汎用的に活用できると判断。直販と代理店5社経由で販売する。すでに、ネットショップなどで利用されているNTTの決済サービス「CoDenペイメント」や地方銀行の営業端末などのほか、一般企業のイントラネットに入る際の認証用に導入されている。鵜野代表は「大手銀行がATMでの利用に興味をもっている」と自信を見せる。

 この認証は、自分の思い出の写真や画像をあらかじめ登録し、ダミー写真と合わせ36枚を表示する中から、本人の記憶順に選択していく方式だ。パスワードを入力しないため、フィッシングやスパイウェアの防止にもつながる。価格はパソコンログオン版が2980円、ポータルサイト認証用が50万円から。