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エムオーテックス 来年秋にはCRMを投入 高木社長が製品ロードマップを明示
2006/11/20 18:07
週刊BCN 2006年11月20日vol.1163掲載
LanScopeシリーズの主軸は現在、(1)ネットワーク総合管理ソフト「Cat 5」(2)メール管理の「Guard 2」(3)グループウェアに資産管理や業務支援機能も加えた「マネジメントウェア」と呼ぶ「Eco」の3製品。Guard 2とEcoは新製品でそれぞれ9月11日、25日に販売を開始したばかり。一方、Catは「IT資産/PC構成管理」部門で63.8%のシェアを持つ(富士キメラ総研調べ)ヒット商品。これまで3155社、247万クライアントに納入した実績がある。
今後の新機能・新製品計画については、「Cat」では今年度第3四半期に不正PC検知機能を付加し、第4四半期には“日本版SOX法”に則した機能を加えたメジャーバージョンアップ版「Cat 6」の販売を始める。「Guard 2」では、第3四半期にホスティング環境に対応する。「Eco」は、第3四半期に文書管理機能を追加、第4四半期にウィンドウズ搭載携帯電話に対応する。また来年度の第2四半期にはCRM版をリリースする計画。
機能の詳細は明らかにしていないが、「CRM版はMOTEXの特徴を生かしたユニークな製品になる」(神戸仁取締役)という。「Eco」について高木社長は、「Catが500クライアント以上の中堅・大企業の顧客が多いのに対し、Ecoは中小企業を狙った商品。使いやすさやと分かりやすさを主眼に置く」と説明している。
新製品に関するロードマップは、MOTEXが毎年1回行うユーザー企業向けイベント「LanScopeアワード」で高木社長が明らかにした。イベントにはユーザーを中心に約120人が集まり、ロードマップほかLanScopeの先進的な利用企業の表彰や販売代理店の講演も行った。講演した代理店はソフトバンクBB、NECフィールディング、大塚商会の3社。
また、今回のイベントに向けてユーザー事例収集のため顧客を回り、1038ケースの事例を集めた。
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