シマンテック(木村裕之社長)は7月13-19日まで、東京・千代田区のビックカメラ有楽町店の屋外イベントスペースで、量販店店頭では初めて総合セキュリティソフト「ノートン360」のイベントを行った。「PC初心者」に訴求し、既存ユーザー以外の層を掘り起こすのが狙いだ。

 シマンテックはセキュリティソフト市場で常に1位を維持しているが、購買層は従来からノートンを使っている既存ユーザーが多く、「PC初心者」の新規ユーザーに十分に訴求できていないという課題があった。今年はブランド認知向上のためのパブリシティ活動を積極的に行うことを戦略として掲げており、今回の店頭イベントもその一環として実施した。また、この時季にキャンペーンを打つことで、夏期商戦の需要を取り込んでいくのが狙い。

 ビックカメラ有楽町店のイベントでは、有楽町駅前2か所で景品引き換えクーポン付きのうちわを配布した。ビックカメラ有楽町店の店頭イベントスペースにうちわを持参した顧客に対して、景品と啓発小冊子を進呈するほか、購買にいたった場合には空クジなしの抽選を実施し、旅行券やビックカメラの商品券などをプレゼントするという内容だった。

 ビックカメラ有楽町店の担当者は「店頭キャンペーン開始前から、レジ対応を行った。他社と比較した場合の機能の優位性や、1000円キャッシュバックも手伝って製品の売れ行きは好調」と話している。

 今後について、「今回の店頭プロモーションはテストケース。結果を見ながらプロモーションの方向性を決めていきたい」(咲山真輝・コンシューママーケティング部 リテールプログラム マーケティングマネージャ)としている。

 同社では、今年6月には羽田空港での試用版配布やCDレンタルショップのツタヤ463店舗でぬりえを配るなど、「PCショップ外」でもプロモーション活動を積極的に行い、認知度の向上を図っている。