日本コムシス(高島元社長)は2005年6月から提供しているカメラ付き携帯電話を活用した画像転送システム「ガッテン君」のASPサービスの試験運用を8月に開始した。「ガッテン君」は携帯電話のカメラで撮影した画像を社内の特定のサーバーに転送するシステムで、被災現場の状況確認などでの活用が見込まれている。

 同社は通信設備の建設などを手がけており、「ガッテン君」を現場で活用することで、遠隔から工事の進捗状況や品質改善などを監視するのに役立ててきた。同社では8月からASPによる試験運用を開始し、10月から本格的にサービスを提供していきたい考え。今年度(08年3月期)までに100社への導入を目指す。

 同製品は現場で撮影した画像を、撮影、保存やメールソフトの操作を経ずに、1回のボタン操作で簡単に画像を送信することができる。社内でリアルタイムでの共有を可能にし、撮影した画像には、撮影日時を自動的に記録し、データ改ざんの防止や、また携帯電話本体にも画像を保存しないため、情報漏えいを防ぐ。

 「ガッテン君」をASPサービスとして提供していく。建設業を軸に作業管理を必要とする業種、災害時の被災状況確認、観光・イベント用途での活用を見込む。