日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は8月28日、アプリケーション開発時の品質管理ソリューション「HP Quality Center」と、性能検証ソリューション「HP Performance Center」を強化すると発表した。

 「HP Quality Center」と「HP Performance Center」は、同社が進めるBusiness Technology Optimization(BTO、ビジネステクノロジーの最適化)を実現するための9つの管理ソリューションのうち、ITの開発を最適化するもの。「HP Quality Center」は、アプリケーションテストの自動化や品質管理プロセスの標準化を行い、品質保証を実現しながら開発期間の短縮やコスト削減にも貢献。「HP Performance Center」は、ITシステムの性能を事前に検証し、パフォーマンスのボトルネックを見つけ出すことにで、カットオーバー後のシステム障害によるビジネスリスクを削減する。

 「HP TestDirector 9.2」では、要件管理機能を大幅に強化。機能要件やテスト要件などの異なるタイプの要件管理が可能になったほか、要件変更による他の要件への影響解析も可能となった。これにより、要件管理を専用ソフトやWordなどで行う必要がなくなり、業界初の要件管理ソフトと品質管理ソフトの本格的統合が実現する。HPが確立した品質管理メソドロジーに基づいて、要件の優先付けやテスト工数のシミュレーションを行う機能を新たに追加。アプリケーションのリリースとテストサイクルも管理できるようにした

 今回、「HP Quality Center」では、テストプロセス管理ソフトの最新版「HP TestDirector for Quality Center 9.2(HP TestDirector 9.2)」の販売を開始するほか、SOAやSAP環境にも対応する2つのオプション製品「HP Service Test Management for Quality Center 9.2」「HP Change Impact for SAP Applications 2.0」の提供を開始する。

 価格は「HP TestDirector 9.2」の5同時アクセスユーザーライセンスが504万円から、「HP TestDirector for Quality Center with Service Test Management 9.2」の5同時アクセスユーザーライセンスが672万円から、「HP Change Impact Testing for SAP Application 2.0」が2520万円。

 「HP Performance Center」では、Web 2.0や.NET Framework 3.0に対応するとともに、より現実に近い負荷環境を実現するための機能を拡充。業界標準の自動負荷テストソフト「HP LoadRunner software 9.0」および、LoadRunnerの機能を企業全体の性能検証に利用するための基盤となる「HP Performance Center software 9.0」の販売を開始する。

 価格は「HP LoadRunner software 9.0」が25仮想ユーザーライセンスで789万6000円から、「HP Performance Center software 9.0」は1コントローラ25仮想ユーザーで1527万1200円から。