サイボウズの子会社でネット関連事業会社のフィードパス(津幡靖久社長CEO)は、企業内個人が利用するアプリケーションをSaaS/ASP型で安価に提供するサービスを増やす。すでに、Webメール製品とサイボウズが提供するグループウェアやセールスフォース・ドットコムのCRM(顧客情報管理)などとの連携を開始。「顧客ベースのあるアプリケーションと連携するツールをSaaS型で提供し、アライアンス先を増やす」(津幡社長CEO)ことで、サイボウズグループ内でSaaS/ASP事業の中核として拡大を目指す。

 同社はこのほど、サイボウズのWebグループウェア「サイボウズOffice6」とWebデータベース「サイボウズ デヂエ」をASP型で提供することを明らかにした。このほか、メール文書を解析し関連する地図やカレンダーなどを自動表示できるWebメール「フィードパス ゼブラ」の提供を拡大している。

 ゼブラは、SaaSベンダー米ジンブラ社が開発したソフトを日本語版にローカライズした製品。津幡社長CEOは「ゼブラをサイボウズのスケジュール機能とリンクさせていく。日本の企業内個人が活用することの多い『Web2.0』関連などの機能を増やし、サイボウズや他社のアプリケーションへSaaS/ASP型での提供を増やす」と、中堅中小企業を中心にした製品開発・営業展開を力を入れていくという。