エス・エス・ジェイ(SSJ、竹内伸社長)は、年商10-100億円の企業を対象にした統合業務パッケージ「SuperStream(スーパーストリーム)」のエントリー版の販売を開始した。

 既存の上位版に比べ、価格と導入期間を3分の1に抑え、これまで獲得が難しかった層の開拓を目指す。将来的には、上位版にアップデートする企業を増やすことで、安定的にストックを得る仕組みにできるという。エントリー版の販売目標は、上位版並みを計画している。

 エントリー版「superstream-uno(ウノ)」は、上位版「SuperStream-CORE(コア)」の機能限定版。製造や流通など業種別導入作業テンプレートを設け、短期間・低コストで導入できる。標準ライセンスには財務会計・支払管理のほか、コアの3機能を選択でき、企業の成長に応じ拡張できる。

 「SuperStream」の販売はここ数年、機能が多過ぎて高価格のため、中堅中小企業を主戦場にする業務ソフトウェアベンダーに市場を奪われ、苦戦を強いられていた。このため、「特約店(70社)から価格競争力のある製品を出してほしいとの要望を受け、短期導入ができ、アドオンや導入後のストックが得られるエントリー版を発売した」(長谷川孝至・取締役執行役員)という。

 上位版のCOREは、導入コストがライセンスや構築費などで1000万円以上、導入期間は平均3-6か月を要した。unoはコストと期間がともに3分の1になるため、「特約店など販社が手離れよく販売できる」と、地域で活躍する中堅SIerから新規特約店を獲得することも検討している。

 unoの販売目標は、初年度が100社。2009年3月期までの3年間で1000社への導入を目指す。年間300-400社に導入しているCORE並みに、unoを主力製品にしていく方針だ。