日立製作所は9月12日、セキュリティソリューション「Secureplaza」(セキュアプラザ)の情報漏えい防止ソリューション「電子割符」のラインアップに、「電子割符クライアント」を追加、9月14日に発売すると発表した。

 「電子割符」は、秘密分散法を応用した保存方法を採用し、データファイルのほか、システムファイルを除くプログラム、ファイル、データを保存したフォルダを複数に分割(割符化)して保存することで、情報漏えいを防止するソリューション。割符化したデータは、専用USBフラッシュメモリと、ローカルフォルダまたはサーバーなどの複数で保存し、復元には2つ以上に割符化されたデータと専用USBメモリなどが必要なため、高いセキュリティレベルを実現する。

 「電子割符クライアント」は、利用者自身が割符化するのではなく、PCのローカルドライブにあらかじめ設定した専用フォルダのファイルはすべて、PCのローカルドライブと専用USBメモリの2つに自動的に割符化して保存する。割符管理ソフトを搭載した専用USBメモリをPCのUSB端子に挿入、利用者の認証をすることで、エクスプローラのような割符管理ソフトが自動的に起動して、すぐに利用できる。

 「電子割符クライアント」をPCに導入すれば、ファイルが常時割符化されて保存されるため、ウィルス感染やファイル共有ソフトなどによる情報漏えいの心配がない。万が一の盗難・紛失時にも、第三者がファイルを開いたり、改ざんすることもできないので、高いセキュリティレベルを実現できる。既存の認証やセキュリティ環境に付加することも可能。価格は、基本セットで31万5000円から。販売目標は、08年度までに3億円。