日本BEAシステムズ(日本BEA、志賀徹也社長)は9月13日、同社のアプリケーション・サーバーを仮想化環境に最適化してパッケージ化した「BEA WebLogic Server Virtual Edition 9.2 V1.0」を発売した。

 日本BEAが3年前から開発を進めてきた「Bare Metal」(オペレーティングシステムなしでCPU上で直接JavaVMを実行する技術プロジェクト)の成果である「BEA LiquidVM」をWebLogic Server 9.2に実装して製品化したもの。

 「BEA LiquidVM」はJavaVM(JRockit)と、それが動作するための軽量かつ最小限のOS機能をサポートし、サーバー上で直接稼働するVMWare InfrastructureやXenといったHypervisorソフトウェアと連携して、Javaアプリケーションの実行環境を提供する。このBEA独自の仮想化に対するアプローチにより、一般的なオペレーティングシステムを必要とせず、仮想化環境でのメモリやディスク領域を最適化することが可能。

 また、ソフトウェア・アプライアンスの考え方を採り入れており、最少の設定で最大の柔軟性を実現することを狙いとした軽量なミドルウェア・アプライアンスとして展開できる。これにより、企業はソフトウェア資産を迅速かつ低コストに運用・管理することが可能になり、柔軟性や適応性の向上が図れる。

 製品に含まれるソフトウェアコンポーネントは、「BEA WebLogic Server 9.2 Premium Edition」「BEA LiquidVM 1.0」で、サポートするHypervisorソフトウェアは「VMware Infrastructure 3」。日本BEAの推奨リテール価格表に基づくライセンス料金は、動作するBEA LiquidVMのインスタンス単位に設定され、税別価格は1インスタンスあたり218万円。