NEC(矢野薫社長)は、NTTデータビジネスブレインズ(西村雅寛社長)と共同で、低予算で帳票を電子化する「連携ソリューション」の提供を開始した。オープン、オフコン、メインフレームの各環境で電子帳票の浸透を狙う。NECのソフトウェアパートナー制度「WebSAM WORKS」に基づき、両社が連携した。

 「連携ソリューション」は、NECの統合システム運用管理「WebSAM」のシリーズ製品である帳票印刷業務管理ソフト「WebSAM Rakuform」と、旧日本板硝子の情報システム子会社だった時期に、社内向けに開発したNTTデータビジネスブレインズの電子帳票システム「Pandora─AX」を連携させた。NTTデータビジネスの的羽幸洋・パッケージグループ担当部長は、「簡単に電子帳票化への道を開ける製品で、セキュリティ機能が強固」と特徴を説明する。

 具体的には、Rakuformの帳票設計で作成した帳票フォームに業務アプリケーションの印刷データを埋め込むフォームオーバレイを行ったものを、Pandora─AXで電子帳票化する仕組み。販売を手がけるNECソフトの藤崎徹・ITシステム事業部リーダーは「汎用機の世界では、こうしたレイアウトをプログラム設計する非効率さがあった」と、同ソリューションで帳票作成のスピードアップとコスト削減を実現でき、他製品にない生産性が得られるとしている。

 Pandora─AXは、すでに汎用機を利用する約600社に導入されている。NTTデータビジネスはまず、この既存顧客に同ソリューションを売り込む。NECは、同社汎用機「ACOSシリーズ」を導入する顧客などへ販売する。