日立情報システムズ(原巖社長)は9月25日、個人認証ソフト「SHIELD/SSCom」の簡易版「同 Lite」を発売したと発表した。コストを抑え導入を容易にしたモデルで、中堅・中小企業(SMB)をメインターゲットに拡販。これまで大企業が顧客の中心だった認証ソフトの裾野拡大を狙う。

 「SHIELD/SSCom」は、社員が情報システムにアクセスする際、正規のユーザーかどうかを判断するためのツール。正規のユーザーであることを証明する情報を格納したICカードなどのデバイスで、ログインの認証やアクセスの制御などを行う。

 「同 Lite」では、「SHIELD/SSCom」の機能を損なうことなく、カスタマイズ開発せずに導入できるため構築期間が短縮できる。また、マニュアルを充実させ、認証ソフトの知識が乏しい企業でも導入が可能という。

 税別価格は50ユーザーで98万円、サポートサービス費用が年額20万円。SMBを中心に販売し、10年度までに1000件の導入、売上高10億円を目指す。「SHIELD/SSCom」は99年に発売し、大手企業を中心に100社の導入実績があるという。