アットネットホーム(地平茂一社長)など5団体は11月1日、長野県小諸市の映像を配信する地図情報サイト「こもナビ」を開設した。サイト活用を通して、地元商店街の活性化と観光客の誘致を目指す。協力企業・団体は、アットネットホームのほか、小諸商工会議所(香坂勝会頭)、小諸市観光協会(山岸喜昭会長)、コミュニティテレビこもろ(伊藤光春代表取締役)、関西マルチメディアサービス(今川哲夫社長)。

 小諸市の暮らし、ショッピング、グルメ、観光・娯楽などの動画を地図上のスポットから選んで視聴できる。動画はケーブルテレビ局のコミュニティテレビこもろがもつ映像を再編集したもので、各店舗・施設で働く人々が自らリポートする。動画の本数は200-300本程度。地図は関西マルチメディアサービスが提供する地図情報システム「ごきんじょマップ」を利用する。無料の会員登録を行えば、クチコミの書き込みも可能。地元の商店街と連携してクーポン券も発行する。

 このほか、アンテナショップ「マルチメディアほっとステーション HAL」では、「本日はリンゴの特売日です」などのコメントを店舗情報として撮影でき、簡単に動画を更新できる。今後は携帯電話にも対応し、QRコードでもアクセスできるようにする予定。

 小諸市観光協会の山岸喜昭会長は「浅間山の登山道やサイクリング、ワイン、ハーブ園、大河ドラマ『風林火山』の山本勘助ゆかりの懐古園など、観光資源を含め、(市内の)標高差が2000mの変化に富んだ小諸の様子をPRしたい」と意気込みを語った。また、これから充実させたい動画について、コミュニティこもろの伊藤光春代表取締役は「団塊の世代などに向けて、『建築・不動産』で売りたい土地やその周辺の景色を動画で伝えて、移住者の獲得を目指したい」と述べた。同サイトによって小諸の魅力を市の内外に伝えることで、小諸市の商店街と観光の活性化を目指す。

 なお、それぞれの役割については、アットネットホームが映像素材のデジタル化のツール提供、全体の企画調整を担当。小諸商工会議所と小諸市観光協会が取材・企画協力を行う。コミュニティテレビこもろは、地域のスポット映像の制作を行うほか、映像のデジタル化やアップロードなどを担当する。関西マルチメディアサービスは地図情報システム「ごきんじょマップ」を提供し、テクニカルサポートやマップ運営を行う。