NECとSAPジャパンは11月20日、製造業向けソリューション領域で協業を強化したと発表した。NECがSAPの推奨するエンタープライズ・サービス指向アーキテクチャー(SOA)ソリューション基盤の「SAP NetWeaver」を活用した各種ソフトウェアの連携実証を行うほか、「SAP NetWeaver」に精通したSAPコンサルタントを育成する「製造業eSOAソリューションセンタ」を発足させる。

 「SAP NetWeaver」を基盤にSAPジャパンのERPソフト「SAP ERP」と統合可能なソフトに、NECのプロセス製造業の生産管理領域で実績がある「FlexProcess」、産業機械製造業の生産管理領域とアフターサービス領域で実績がある「IFS Applications」などを追加。さらに製品ライフサイクルを管理するソフトウェア「ObbligatoII」、製造現場の管理を行うソフトウェア「SFCPOP/J」を加えた製造業向けソリューションを、NECとSAPジャパンが共同で販売・マーケティングを行う。

 今回の協業強化により、現場情報と経営情報が統合され、企画・設計から生産・保守まで、企業のビジネスプロセスを一連の流れとしてリアルタイムに把握できるようになるという。今後はエンタープライズSOA技術を活用し、製造業界の多様なニーズに対応する幅広いソリューションを提供していく。なお、「SAP ERP」とNECの製造業向けソフトウェアを統合させたソリューションは、今後3年間で50社への導入を目指す。