専門技術者100人体制に

 リコーテクノシステムズ(RTS、川村收社長)は、ブレードサーバー販売事業を強化、ブレードを活用したシステム構築事業の2008年度(09年3月期)売上高を07年度比3倍に増やす。ブレードサーバーに精通した技術者を、08年度中に100人まで増強する。

 ブレード関連ビジネスは07年度に大きく伸び、08年度目標は今年度見通しを受けての数値。07年度は06年度に比べて約2倍伸びる見込みだ。サーバー統合を検討する企業がハードウェア選定時にブレードを選ぶケースが増えているのが追い風となっている。「08年度はさらにブレードを求めるユーザーが増える」(大橋三郎・取締役専務執行役員)とみて、07年度見込み以上の伸長を目指す。案件獲得のため、ブレードに精通した技術者を現在の60人から08年度末までに100人体制に増強する。

 特定ベンダーに依存せず、4社のサーバーメーカーからブレードを調達。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)と日本IBM、日立製作所、富士通の商品を顧客の要望に合わせて選択し販売する。08年度もマルチベンダーで事業を展開する方針だ。

 RTSは、コピーや複写機のメンテナンスを提供するリコーグループの保守サービス会社で、最近はシステム構築や運用などのITサービスに力を注いでいる。サーバー事業は、販売だけでなく保守サービスも提供できるCEを抱えている。保守サービスを提供する既存顧客に対し、リコー販売と協力してITサービスを提案する体制を築いたことで高い成長を維持している。昨年度の売上高実績約1400億円のうち、40%ほどはITサービス事業が占めるまで成長。保守サービス事業の比率を戦略的に引き下げている。リコーグループ全体ではITサービス事業で08年度1000億円を売り上げる目標を立てており、「ほぼ実現できる」(川村社長)との見通しを示している。