IT調査会社のIDC Japan(竹内正人代表取締役)は、国内セキュリティアプライアンス市場規模を調査、07年の市場規模は前年比13.8%増の396億円とした。

 セキュリティアプライアンスは、「脅威管理」と「セキュアコンテンツ管理」機能を提供する専用装置と定義。調査によると、両分野ともに伸びたが、メッセージおよびウェブセキュリティ機能装置の「セキュアコンテンツ管理」は、金額ボリュームは小さいものの、同39.5%増の84億円と高い伸び率を示した。一方、ファイアウォールやIDS/IPSなどの「統合脅威管理」は、同8.4%増の313億円と算出した。

 花岡秀樹・セキュリティリサーチマネージャーは、「複雑で多岐にわたるセキュリティ対策を、ユーザー企業が自社の技術者だけで施すには限界が出てきた。今後は、アウトソーシングサービスの導入が進むだろう」と予測。ベンダーには、「プロダクトの販売だけでなく、サービスと組み合わせたソリューション展開が求められる」と説明し、セキュリティビジネスでのサービスの重要性を強調している。