トレンドマイクロ(エバ・チェン社長兼CEO)は4月14日、情報漏えい対策市場に本格参入し、その第1弾として、クライアントPCから機密情報が漏えいすることを防ぐ「Trend Micro LeakProof 3.0(LeakProof)」を5月30日に販売すると発表した。

 「LeakProof」は、07年10月に買収した米・Provillaの情報漏えい対策技術を搭載したトレンドマイクロ初となる企業向けの情報漏えい対策専用製品。管理サーバーである専用アプライアンスの「LeakProof DataDNA サーバー」と、クライアントPC上の監視ソフトウェアである「LeakProof Anti-Leak クライアント」で構成し、サーバー管理によりクライアントPCからの情報漏えいを防止する。

 持ち出し規制の対象となるファイルを指定し、ファイル固有の特徴を識別するフィンガープリントを作成する。作成には独自技術である「DataDNA技術」を利用しており、拡張子やファイル名を変更しても、さらに文書ファイルの場合には情報の一部を切り出したり編集したりしても、機密情報の漏えいを防ぐことができる。

 フィンガープリントを作成した機密情報や持ち出し禁止ファイルは、USBメモリなどの外部媒体へのファイル書き込みをはじめ、メール送信などのインターネット経由での流出もリアルタイムに規制する。指定された機密情報のみ流出を規制するので、セキュリティ強化のためにUSBメモリなど外部媒体の使用を全面禁止するといった運用による業務の生産性低下を防ぐことができる。クライアントはネットワークから切り離した状態でも動作するので、社外に持ち出したときでも情報漏えいを規制することが可能。

 このほか、9月30日まで「LeakProofお試しキャンペーン」を実施し、ハードウェアと100クライアントライセンスのセットを約66%オフの税別98万円で販売する。