NTTデータ(山下徹社長)とF5ネットワークスジャパン(F5、長崎忠雄社長)は11月5日、システム基盤における負荷分散の運用自動化機能の開発に向けて協業することで合意したと発表した。協業に先立ち、NTTデータのシステム基盤構築ソリューション「PRORIZE」の構成製品に、F5のアプリケーション配信装置(負荷分散装置)「BIG-IP Local Traffic Manager(BIG-IP LTM)」を標準採用した。

 今回の協業を通じて両社は、「BIG-IP LTM」と「PRORIZE」の運用管理サーバーを連携させる専用機能を、今年12月末を目標に共同開発する。これにより、「PRORIZE」によって構築されたWebシステムの運用自動化を実現し、システム管理者の負荷軽減と運用コスト削減を図る。

 また、コストを抑えつつ高品質なシステム基盤運用を実現する機能を提供するとともに、ユーザーが安心して利用できるサポートサービスを実現。今後は、サーバー仮想化環境、IPv4、IPv6混在環境など、最新のシステム基盤技術を取り入れた「PRORIZE」の高付加価値化に向けて、両社で継続的に取り組んでいく。

 NTTデータでは、システム基盤として「PRORIZE」を含め、「Prossione」、「PORTOMICS」の3ソリューションを展開しており、これらを適用したシステム構築で、3年後に100億円の売り上げを目標としている。