情報共有・ナレッジマネジメント関連のソリューションを開発販売するリアルコム(谷本肇社長)は、企業ナレッジの有効活用による業務効率化や生産性向上が可能な「KPO(ナレッジ・プロセス・アウトソーシング)」をコンセプトとしたサービス提供を開始した。まずは大企業を中心にユーザー企業を獲得して成功事例を作り、将来的に代理店網の構築を検討する。

 KPOサービスでは、社内ヘルプデスクや提案書作成業務などをユーザー企業から請け負う。ユーザー企業は、問い合わせ履歴をナレッジとして管理できるほか、提案書作成業務の一元化によってコストを削減することができる。リアルコム側のアプローチは、「経営課題を解決するといった観点から提案する」(谷本社長)としている。同社が主力製品に据えるナレッジマネジメントソフトを中心に、コンサルティングやアウトソーシングなどのサービスを組み合わせて提供していく。

 すでに複数のユーザー企業を獲得したという。「当面は、顧客を5社程度にとどめ、掘り下げた成功事例を作る」方針を示す。成功事例をもとにして、さまざまな業界への横展開やユーザー企業層のすそ野を広げる計画だ。SMBへの提供に関して、「将来的には代理店網を構築して対応しなければならない」としている。(佐相彰彦)