コダック(松浦規之社長)は、自社製スキャナのパートナー販売体制を拡充する。米本社のイーストマンコダック社が展開するリセラー支援制度「KAIR(Kodak Authorized Imaging Reseller)プログラム」を日本向けに提供するほか、新規SIパートナーとの連携を本格化し、国内競合のPFUなどを追撃する。同社の販売は家電量販店経由がほとんどを占める。量販店でのプル販売に加え、間接販売でプッシュ型の拡販を増やす。短期的に国内スキャナ市場で10%のシェアを目指す。

 KAIRでは、事務機を扱うリセラー向けに商談サポートや販売機会の創出を支援する。今年度(2010年3月期)中には100社と代理店契約を結ぶ。また、金融、官公庁、医療業界向け専業SIerや大手SIer、地場の自治体や医療向けに長けたSIerと連携を開始する。

 国内スキャナ市場では、企業向けでPFUやキヤノン、エプソンなどがひしめくが、「当社製スキャナは、上位機種から下位機種まで幅広くラインアップしている。ネットワーク機能でも他社に対抗できる」と、10シリーズ・25種類の品揃えや機能差を訴えていく。今後1~2年以内に販売網を確立する計画だ。(谷畑良胤)