ピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)は11月2日、クリニックなどの中小規模の医療法人をターゲットにした財務会計ソフト「PCA医療法人会計」と、医事会計システム「PCA Macs Clinic」および電子カルテシステム「PCA Hymarks Clinic」を12月24日に発売すると発表した。

 「PCA医療法人会計」は、病院会計準則に準拠した医療機関向けの財務会計ソフト。これまで同社が培ってきた財務会計ソフトの操作性や機能を搭載し、簡単に経理業務の効率化を図れる。また、「PCA Macs Clinic」と「PCA Hymarks Clinic」は、昨年買収した医療情報システム会社マックスシステムの医事会計、電子カルテシステムをパッケージソフトとして刷新し、クリニック向けに新たに提供するもの。これにより、医療機関における情報システム全般の提案が可能なラインアップを実現した。

 医事会計システムと医療法人会計の仕訳データ連携によって、診療報酬を含めた法人全体の財務状況・経営情報の把握を可能にした点が大きな特徴。さらに、パッケージソフトベンダーとしてのノウハウを盛り込み、従来の医事会計、電子カルテシステムよりも大幅な低価格化を実現している。

 価格は、「PCA医療法人会計」が36万7500円から、「PCA Macs Clinic」が63万円から、「PCA Hymarks Clinic」が220万5000円から。同社では、診療報酬明細書(レセプト)の完全オンライン化が義務付けられる2011年に向けて、医療機関におけるシステム需要が拡大すると見込んでおり、発売後11年3月までに1000システムの販売を目指している。