東芝ソリューション(梶川茂司社長)は11月5日、東京電力の顧客サービス業務を担う東電ホームサービス(濱田辰夫社長)に、モバイルCRMソリューション「ma-SQUARE」を用いたシステムを納入し、8月24日から「お客さまサービスリーダーIT支援システム」として運用開始したと発表した。

 「お客さまサービスリーダーIT支援システム」は、訪問係員への作業指示や進捗状況の把握などの業務運営管理全般を行う“お客さまサービスリーダー”と現場に出向する訪問係員の対応可否などの情報を共有するシステム。同システムへの接続は、KDDI(小野寺正社長兼会長)の携帯電話端末auビジネスケータイやセキュアなイントラネット接続を提供する「BREWR link」を使用。また、テプコシステムズ(平井憲社長)がシステムの運用を行う。

 東電ホームサービスでは、顧客の転居や契約容量変更を行う際の業務を東京電力から受託しており、具体的には、東電ホームサービスの訪問係員が顧客宅を訪問し、電気メーターの確認やアンペアブレーカーの交換作業などを行っている。同社が実施する作業は、年間約450万件あるが、そのうち約100万件は当日対応を求められるため、迅速かつ的確な訪問係員の割当・作業指示が必要となっていた。こうしたニーズの実現に向けたシステム支援を検討した結果、今回のシステム導入に至ったという。

 東芝ソリューションでは、東電ホームサービスへの導入実績を生かし、保守業務などのフィールドサービスや営業活動を支援するシステムとして、「ma-SQUARE」を拡販していく考え。