NEC(矢野薫社長)と米インテルは、スーパーコンピュータの性能を向上させる「ハイパフォーマンス・コンピューティング・システム(HPCシステム)」技術の共同開発で提携する。

 第1弾として、インテルのCPU「Xeon」を搭載するスーパーコンピュータのメモリ帯域幅および拡張性を向上させるハードウェアとソフトウェアの技術を共同開発する。

 開発した技術は、NECのベクトル型スーパーコンピュータ「SXシリーズ」や、「Xeon」を搭載したスーパーコンピュータで活用する。また、インテルが「Xeon」の開発で計画しているベクトル演算向けの拡張命令群「AVX」も組み合わせることで、従来モデルよりも高い実効性能を提供するスーパーコンピュータの実現を目指す。

 スーパーコンピュータは、先端技術の研究や実証実験のシミュレーション、科学技術、医療、石油やガス採掘調査などの資源探査領域でも利用されている。NECはインテルと開発するHPCシステムを導入し、スーパーコンピュータを向上させることで、独自色を打ち出し、シェア拡大につなげたい考え。