アプリケーションやデータベース、Windowsの管理支援ソフトウェアベンダーのクエスト・ソフトウェア(山岡英明社長)は、仮想化の分野で事業拡大を加速させる。仮想化管理は、10月1日に仮想化サーバー環境管理製品群「vFoglight」を発表しており、新規事業として成長している分野。現段階では、「SIerの2社程度から声がかかっている状況」(山岡社長)という。

山岡英明社長

 山岡社長は、8月の社長就任で100以上のラインアップ構成を縮小し、製品ごとのソリューションをユーザーに分かりやすく提示。「データベースやWindowsの部隊は2~3製品をコアにし、仮想化は特殊部隊を組織し提供する」体制を構築した。Windowsは、詳細なログ管理が可能な「InTrust」とマイグレーションツールの販売、Active Directoryの管理を容易にするID統合管理基盤の構築支援に注力する。データベース管理は、サービスダウンタイムなしにリアルタイムのレプリケーションができるのが売りで、オラクルの「Data Guard」が競合にあたる。「リセラーを増やすつもりはない。SIerとの関係を深めていく」方針だという。

 現在主力事業に据えるのは主に4つ。アプリケーションやデータベース、Windows、仮想化の管理だ。なかでも最も引き合いが多いのは、Windowsの管理。「Notes」から「Exchange」「SharePoint」への移行のニーズが多いことから、2007年時のパートナープログラムでは、パートナー強化でマイグレーションツールの販売を推進していく方針を掲げた。富士通ビー・エス・シーなどのパートナー経由で販売している。(信澤健太)