システム開発のシステムプロ(逸見愛親社長)と、一時はITディストリビュータとして名を馳せたカテナ(杉山一社長)は、このほど合併契約を締結した。両社は、ユビキタス社会の到来に「携帯・金融・ポータル」というキーワードで相互補完関係が築くとこができると判断し、経営資源・ノウハウの統合を目的に合併する。12月14日の両社取締役会で決議した。

 システムプロを存続会社とし、カテナは2010年4月1日で解散。同年3月29日付で上場廃止の予定だ。両社の売上高は、システムプロが昨年度(09年10月期)で81億6100万円、カテナが昨年度(09年3月期)で372億1100万円。合併後は、企業名称を「シスプロカテナ」とし、代表取締役社長に現システムプロの逸見社長が就く。

 システムプロは、携帯電話端末ソフトウェアの仕様策定・設計開発や企業向けSI(システム構築)などを展開。一方のカテナは、最近ではディストリビュータの顔から金融機関向けシステム開発やシステム運用・保守などを幅広く手がけるSIerへと変貌している。

 システムプロは、07年2月にカテナと資本・業務提携を行ってカテナへの出資比率が29.92%になり、同年11月にカテナが実施する第三者割当増資を引き受け、出資比率を35.97%に引き上げていた。09年4月には、両社共同で「クラウドソリューション」サービスの提供を開始し、関係や相乗効果を高めていた。