ソニー(ハワード・ストリンガー会長兼社長)は、ソニーと国内のグループ子会社の人事・経理業務の一部を、日本IBM(橋本孝之社長)に外部委託すると発表した。

 アウトソーシングを実施するにあたって、ソニーは日本IBM、マンパワー・ジャパンとの合弁新会社「ヒューマンキャピタルアソシエイツ」を4月1日に設立する。国内ソニーグループ向けに人事や業務渡航、保険事業を行うソニー・ヒューマンキャピタルの人事サービス事業の一部を分社化して設立した。

 本社は東京・中央区に置き、資本金は1億円。日本IBM60%、マンパワー・ジャパンが20%、ソニーは20%を出資する。社員数は約100名。

 日本IBMは、新会社を国内拠点、中国の大連にある「IBMグローバル・デリバリー・センター」を海外拠点と位置付けて、ソニーに人事・経理業務のサービスを提供する方針。

 ソニーは収益力強化を図るため、世界的な規模で事業構造改革とビジネスプロセスの最適化に取り組んでいる。今回のアウトソーシング施策もその一環で、基幹業務を日本IBMに委託することで経営の合理化のスピードを加速する狙いがある。