ブロケードコミュニケーションズシステムズ(青葉雅和社長)は、5月10日、アプリケーション・デリバリ・コントローラ(ADC)「Brocade ServerIron ADX」の機能を強化すると発表した。これによって、オンデマンドで柔軟なデータセンター(DC)のコンピュータ環境「エラスティック・コンピューティング」の提供拡大を図る。

 強化したのは3機能。一つは「Brocade Application Resource Broker」で、ネットワークやバーチャル・マシン(VM)のインフラでアプリケーションを可視化し、アプリケーション負荷が増加するサービスに対して追加のリソースを割り当てることで、SLA(Service Level Agreement)の要件を満たす。

 また、「Brocade ServerIron ADX1000」シリーズの新しいエントリー・レベル・プラットフォームとして「Brocade ServerIron ADX 1008-1」を製品化。迅速にアプリケーション・インフラを構築することで、業務効率化やアプリケーション・インフラの最適化を可能にする。

 さらに、「ServerIron ADX」のソフトウェアとして「バージョン12.2」を開発。企業やサービス・プロバイダは、リアルタイムのアプリケーション性能測定に基づいた予測可能負荷分散ができるようになる。

 「Brocade ServerIron ADX 1008-1」は、すでに市場に投入。「Brocade Application Resource Broker」と「Brocade ServerIron ADX」シリーズ向けの追加ソフトは、2010年6月までに提供開始の予定。