【上海発】中国・上海で開催中のBCN主催セミナーは、JETROとACCSの専門家の講演の後、「Windows 7によるビジネス価値の実現」と題し、マイクロソフトチャイナの原義弘日系企業担当BDMジャパンセールスディレクターが、旧OSからWindows 7に移行するビジネス上のメリットなどを語った。

Windows 7のビジネス上のメリットを語るマイクロソフトチャイナの原義弘ディレクター

 原ディレクターは、日系企業が中国拠点でマイクロソフト製品を使う際の注意点を語り、「これを遵守しなければ、不正使用とみなされる可能性がある」と訴えた。例えば、「日本国内だけで使用許諾を得た製品やオープンライセンス製品は、海外では使えない。このミスライセンスを知らないケースが多い。最近増えているのが、中国ローカルベンダーが安価な不正規版を提供し、知らずに購入してしまうケースだ」と、コンプライアンスを行っていくうえで、日系企業はこれらを熟知する必要があると述べた。

 ライセンスに対する注意を喚起した後、原ディレクターはITコンプライアンスを実現への提案を行った。同社で行っている正規版化のプログラムを説明し、「これを利用すれば不正使用を防ぐことができ、ソフト資産管理の効率化や運用コストの削減につながる」と、プログラムの利用を呼びかけた。(谷畑良胤)

BCN主催セミナーにはユーザー企業やITベンダーの関係者ら30人以上が集まった