【上海発】中国・上海で開催中のBCN主催セミナーは、JETROの講演に続き、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の魏鋒上海事務所所長が、中国の知的財産権の保護とコンプライアンス(法令遵守)の実態について話をした。

 魏所長は、「中国の著作権保護に関連する法律は、中国がWTOに加盟した頃から強化された。法律体系は日本以上に複雑で、政府が立法した法律や中国加盟の国際条例に関連する法律など、さまざまある」と、知財に関する法律が整ってきていると説明。そのうえで、「政府主導で、著作権保護の徹底を国営企業から民営企業に拡大するロードマップが描かれており、ソフトウェアの正規版化が進む」と、これからの中国の知財権保護に対する方向性を述べた。(谷畑良胤)

中国内の著作権状況について語るACCSの魏所長