アイティフォー(東川清社長)は8月30日、トービル債権回収(川名康夫代表取締役)からサービサー向けの債権管理システム「TCSサービサーシステム」を受注し、8月から本格稼働を開始したと発表した。

 サービサーは金融機関・ノンバンクなどから委託を受けて、または買い取って特定金銭債権の回収業務を行なう専門企業です。「サービサー法(債権管理回収業に関する特別措置法)・注4」に基づき、法務大臣から営業許可を得て営業を行っています。債権管理回収業のプロフェッショナルとして、不良債権処理の円滑化に貢献しています。

 「TCSサービサーシステム」は、債権を電話や文書で督促するにあたり、効率的に架電する機能、期日管理機能、督促状や競売申立などの法務文書、債務者が行方不明になった場合の住民票請求など、各種書類の自動作成機能をもち、回収業務を効率化できる。また、クライアントから受け取ったさまざまな形式の債権データを同システムで扱うデータ形式へ自動変換して取り込むことができるため、債権情報の一元管理が可能となる。

 トービル債権回収では、従来までASP方式の他社システムを利用していたが、今回、業務を大きく拡張するにあたり、より高機能な「TCSサービサーシステム」にリプレースした。ASP方式は、端末台数が数台規模の場合、比較的安いランニングコストでの運用が可能だが、端末台数が10台前後以上の場合は「TCSサービサーシステム」の方が低コストとなる。

 「TCSサービサーシステム」の価格は2400万円から。同システムは、4月以降すでに3社からの新規受注を獲得しており、99年の発売から今回の納入で24社目、シェアは24%となったという。