NECネッツエスアイ(山本正彦社長)が、オフィス改革関連の「EmpoweredOffice」を新本社に導入し、自らが製品・サービスを使うことでワークスタイルが改善することを証明しようとしている。

 NECネッツエスアイは、東京・品川区天王洲にあった本社を文京区飯田橋に移転、新天地での営業を開始している。新本社のお披露目会で、山本社長は「これまで本社を港区から品川区、そして文京区へと移転してきた。昔は、港区と文京区が江戸、品川区が江戸ではなかったことを考えると、再び江戸に戻ってきたことになる。これは17年ぶり」と移転の沿革を語り、「とくに江戸の中心だった飯田橋は、今も交通の便がいい。この立地に加え、社内も変革を遂げるべきだと判断した」と、「EmpoweredOffice」を導入した理由を述べた。 

山本正彦社長

 新本社は、天王洲に比べ坪単価は高いものの「全体の面積が縮小したほか、『EmpoweredOffice』を導入したことで、狭くなったことを感じさせずに、しかも全体のコストを削減できる」としている。売上規模については、経営改革をベースとしたオフィスの移転・最適化で、近い将来に3000億円を目指す。

 自社での導入は、「EmpoweredOffice」の案件増に生かすことも目的としている。飯島裕雄取締役執行役員常務は、「最近では、ユーザーからインフラとオフィスの両方を構築してほしいという要望が多くなっている。今回の自社導入で、ユーザー企業に対していい提案ができる」と自信をみせた。 

飯島裕雄取締役

 今回の自社プロジェクトを担当した鷲山光洋ICTソリューション推進本部オフィスデザインセンター長は、「社員3000人の当社が、プロジェクト発足から約3か月という短期間で構築を完了した」とアピールしたほか、「各組織の業務効率化につながる機能性の高いレイアウトに仕上げた」としている。

鷲山光洋オフィスデザインセンター長

ユーザー企業を招いてデモを行う「EmpoweredOfficeCenter」

SI&サービス事業本部。写真は情報共有とチームワーク促進を目的としたクリエイティブ・ワークスペース「飯田橋AGORA」