アプリケーション配信ネットワーキング技術を提供するブルーコートシステムズ(マット・ベネット・マネージングディレクター)は、WAN回線トラフィックの分析・管理アプライアンス「PacketShaper」の事業拡大に取り組んでいる。11月18日、米本社から来日したPacketShaper事業部のトム・シェイ・ゼネラルマネージャーが明らかにした。

 同日、ウェブアプリケーションやコンテンツを素早く認識するURLカテゴリー別分類機能を追加したソフトウェア「PacketShaper ソフトウェア 8.6」を発表。これを商材に、主要ターゲットの金融や公官庁ユーザーとの関係を強化するほか、ターゲットを範囲を広げながら、新規ユーザーの獲得を目指していく。

 同社は、今年半ばから「PacketShaper」に本腰を入れ、本社にPacketShaper事業部を新設した。10月に、数十年のマネジメント経験をもつトム・シェイ氏が新部署のトップに就任。シェイ・ゼネラルマネージャーの下で、米国市場だけでなく、グローバルでの事業拡大を方針に掲げている。

 シェイ・ゼネラルマネージャーは、「日本は当社にとって非常に重要な市場だ。今年、大手銀行などが『PacketShaper』を導入するなど、事業が順調に伸びている。これらを基盤として、今回の新商品の投入やチャネルパートナーとの関係強化などで、2011年はさらなる拡大を狙う」と意欲を示す。

 「PacketShaper ソフトウェア 8.6」は、約7000万人に上る同社ユーザーのコミュニティを利用した「WebPulseクラウド」を採用し、新たなアプリケーションやコンテンツをリアルタイムで認識する機能などをもつ。独自性を前面に押し出すことで、競合他社との差異化を図っていく。(ゼンフ ミシャ)

PacketShaper事業部のトム・シェイ ゼネラルマネージャー