全国電話帳データベース「Bellemax」を展開する日本ソフト販売(中川基代表)は、住所録や名簿などのマスターデータの古い情報をチェックし、最新の情報に更新するソフト「マスターチェック2011」を10月に発売した。

市場開拓営業二部
中川慎二郎部長
 同社は、2009年、コンシューマソフト市場の縮小を受け、14年間展開してきたコンシューマ向け年賀状作成ソフトの事業から撤退。今年から、新たに得意分野である電話帳データベースを生かした「マスターチェック2011」を展開していく。新製品は、一部を家電量販店で販売するものの、既存顧客の法人ユーザーを主要ターゲットに据えている。販売手法としては、同社サイトからのダウンロードや、営業訪問時に「ついでにどうですか」と勧めるかたちで、直接販売していく。

 2600円前後という低価格の「マスターチェック2011」は、販売による収益に期待を寄せるというよりも、むしろ、「これを販促ツールとして、既存顧客とのパイプを太くしたり、新規顧客を開拓する」(市場開拓営業二部の中川慎二郎部長)ことを目的としている。同社は、通販会社や百貨店、メーカーなどは顧客データや販売データの見直しを迫られているとみており、データ更新の商品を売るための市場環境は整っていると判断している。

 今後の事業拡大に向けた主要商材は、高性能なクリーニング技術を採用したデータ整備ソリューション「Valu∞(バリューインフィニティ)」。電話帳データベースや局番辞書で、不完全な住所や電話番号、姓名などを補完・修正する機能などを訴求し、「導入企業の拡大に注力していく」(中川部長)構えだ。(ゼンフ ミシャ)