ブルーノートジャパン(伊藤洋代表取締役)とNTTコムウェア(杉本迪雄社長)は、NTTコムウェアが提供するAR(拡張現実)技術を活用した動画配信システムを用い、東京・南青山のジャズ・クラブ「ブルーノート東京」の公演プロモーションの実証実験を、12月24日に開始する。

 実証実験では、ブルーノートジャパンが無料配布している公演スケジュールを紹介したフリーペーパーやポスターに掲載されたアーティスト画像を、スマートフォンのARアプリケーションで撮影。それによって、アーティスト画像が動き出し、演奏シーンが再生される。再生後には、ブルーノート東京のホームページを表示し、公演の詳細情報検索や動画コンテンツの視聴に加え、チケット予約をすることができる。実証実験の対象となる公演は、ブルーノート東京で開催する11年1月以降の公演。

 実証実験によって、ブルーノートジャパンのホームページ上で公開されている既存の動画コンテンツの視聴回数が向上するか、どのような場所で視聴されるか、チケット予約や来場者数の増加などのプロモーション効果を検証し、今後の改善に向けた基礎データとして活用していく。

 NTTコムウェアは、QRコードなど新たなマーカーを必要とせず、既存の画像から直接動画を再生できることを生かし、多様な業種業態のビジネスでの活用シーンの拡大を図っていく。実証実験で得られた結果をもとに、現在のパッケージ販売に加え、2011年4月以降のSaaS型商用サービス販売開始を目指す。