アビームコンサルティング(岩澤俊典社長)は、企業の情報分析・活用を支援してビジネスの成果につなげるBusiness Intelligence(BI)サービス「ABeam BI」シリーズを強化・拡充する。

 第一弾として、企業の基幹システムに蓄積した情報の分析・活用支援に特化した「情報活用促進サービス」の提供を2月18日に開始する。

 「情報活用促進サービス」は、企業のBI活用基盤を強化し迅速な意思決定を支援する「ABeam BI」シリーズのうち、基幹システムを始めとする社内外にあるデータを分析・活用し、ビジネスの改善と企業変革に役立てるもの。ユーザー企業からデータ分析依頼を受けて知見を提供するアウトソース型と、同社のコンサルタントがユーザー企業に常駐して情報活用を促進するインソース型を用意する。基幹システムにデータを蓄積しているものの活用できていなかったり、既存のBIシステムベンダーに頼らずに新しい切り口で情報活用を実行したいと考えていたりする企業などへのサービス提供を見込む。

 料金体系は、コスト削減や売上げ向上など、ビジネスの成果に応じた成果報酬モデルに加え、従来のコンサルティング料金モデル、分析業務の質やアウトプットの価値に連動する料金モデルなど、顧客の予算やニーズに応じる。価格は提供するサービス内容によって異なるが、500万円からを想定している。

 同社は「ABeam BI」全体で、2013年までに年間50億規模を目指す。2010年度で約10億円の実績がある。売り上げ伸長に向けて、秋山紀郎・執行役員プリンシパルCRMセクター長プロセス&テクノロジー事業部は「需要自体をわれわれがつくっていく。宝のように社内に眠っているデータをビジネスに役立てられるようにしていきたい」と語った。(信澤健太)

秋山紀郎・執行役員プリンシパルCRMセクター長プロセス&テクノロジー事業部