ソフトベンダーのインフォテリア(平野洋一郎社長)は、法人に提供するスマートフォン/タブレット型端末向け情報配信・共有サービス「Handbook(ハンドブック)」で、機能を追加した最新版「Handbook 3」を4月下旬に発売する。

 2009年6月に提供を開始した「Handbook」は、ドキュメントやファイルなどの情報をモバイル端末に配信して共有できるサービス。情報を登録・配信するクラウド型サービス「Handbook Studio」と、端末側で情報を閲覧するアプリケーションソフト「Handbookアプリ」で構成する。iPhone/iPad/Android端末に対応している。

 「Handbook」は、もともと教育機関を主なターゲットに据えていたが、iPad/スマートフォンの法人利用の増加によって、ここにきて、ユーザー構成で企業が80%以上を占めるようになった。平野洋一郎社長は、「現在の導入企業の数は3ケタ程度。新バージョンの発売を機に、今年中に4ケタに拡大していきたい」と意気込む。

 「Handbook 3」は、ユーザーインターフェースを一新し、使い勝手の向上を図っている。例えば、ドラッグ&ドロップによる編集作業ができるほか、ファイルの一括アップロードを実現し、セキュリティ機能も強化。編集権限を設定すれば、企業の部門ごとに配信・共有する情報を登録・更新することができる。

 「Handbook 3」は、日本語に加え、英語と中国に対応している。平野社長は、「当面は国内だけで展開するが、来年には海外展開もしっかり考えていきたい」として、グローバルでの提供を示唆した。(ゼンフ ミシャ)

平野洋一郎社長